2009年7月21日
>観光:ADOC(消費者保護指導協会)、法外な料金請求・悪質サービスの被害を受けた日本人観光客と連帯し、弁護士サポートサービスを提供。
朝日新聞の記事によると、ローマを訪れる日本人観光客の数は減少傾向にあり、その原因は頻発する悪質サービスと法外な料金請求によるものとされている。ADOCは駐イタリア日本国大使に手紙を書き、日本人観光客を専門に扱う弁護士サポートサービスを開始する予定を伝えた。
ADOC会長カルロ・ピレーリは次のように述べた。 「ADOCは安藤・駐イタリア日本国大使に対し書面で、ホテルの悪質サービスや法外な料金請求、詐欺の被害者となることの多い、ローマを訪れる日本人観光客と当協会が連帯してゆく意思を伝えた。残念なことに外国人に対する「ぼったくり」の現象(特に日本人に対するもの)は、公式な統計データの示す件数よりも多発しているのが現状である。事実、ローマの歴史的中心地区の飲食店で法外な料金を請求されたという報告が当協会にはひっきりなしに届けられている。例えば、DOCの指定もIGPの指定も受けていない、無名ブランドのワイン1杯に5~6ユーロを請求される。これはスーパーで購入すればボトル1本2ユーロ程度のワインである。一部のジェラート屋では、日本人観光客に限りコーン当たり10~12ユーロの値段が付けられることすらある。席について注文したコーヒーは平均で1杯3.70~4.50ユーロを請求され、フィウミチーノ空港からローマ中心部までの料金にいたっては適正料金の2倍を請求されることすらある。観光客のみならずローマ市に対しても大きな損害をもたらすこうした悪習には、適切な注意をもって対応してゆかなければならない。ADOCは近日中にローマとイタリア全国で、悪質サービスと法外な料金請求の被害者となった日本人観光客に対する弁護士サポートサービスを開始する予定だ」
ローマは観光客に対して友好的な街とは言えない。そこでADOCは、この複雑な現状をローマのアレマンノ市長が自らの眼で確認することを提案した。
ピレーリはさらに言った。「ローマは外国人に対するホスピタリティに優れた都市ではない。英語の標識もほとんどなければ、タクシー運転手もほぼ例外なく英語を話すことが出来ない。当協会としてはローマのアレマンノ市長に、プラハ市長と同じ行動をとることを提案したい。市のタクシー運転手が頻繁に法外な料金請求を行うことに業を煮やしたプラハ市長は、自らイタリア人の振りをして片言の英語を話しつつ、タクシーを1台1台当たっていった。そして、彼をだまそうとした運転手全員から営業許可証を取り上げたのである。ローマ市長がプラハ市長の範に従うことを決意した暁には、ADOCは喜んで市長に同行したい」
E-mail international@adoc.org

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